はじめての一人暮らし。
とてもワクワクして楽しみな反面、不安な部分も多いかと思われます。
一人暮らしをする為にはどのような手順を踏んでいけば良いのかをご説明します。
【おおよその住む場所を決める】
進学や就職で一人暮らしはじめる場合、通学・通勤の時間にどれくらい費やせるのかを考えましょう。
学校まで40分以内の間に着きたい、職場まではなるべく30分以内に着きたい・・・等の理想があると思います。
その理想の範囲内におさまる場所から物件を探し始めるのがスタートラインです。
社会人の方はどうしても避けられない遅くまでの残業が発生する場合があります。
その時、職場からお部屋が遠すぎると、帰宅するのが大変で面倒だと感じることもありますし、実際、通学や通勤だけで疲れてしまうのは勿体ないことだと思います。
ですので、あまり職場から遠い場所に部屋を借りるのはオススメ致しません。
【物件を探す】
おおよその住む場所を決めたら早速、お部屋を探してみましょう。
今はインターネットでたくさんの物件の情報が掲載されていますので、時間をかけて直接不動産に行く前に、どんな物件があるのか下調べしておくと良いと思います。
仕送りをして貰える方は仕送りの範囲内で家賃を考え、また、ご自身のお給料のみで家賃を支払う場合は家賃金額が月収の3分の1に収まるようにしましょう。
これは、入居時の審査にも関わってくることなので、無理に高い家賃のお部屋を選ぶのはやめましょう。
駅から近ければ近いほど家賃は高めに設定されているものです。
逆に、駅から離れると家賃は安くなっていく傾向があります。
利用する公共交通機関からお部屋までの距離がどの程度なら離れていても大丈夫かもしっかり考えて物件を選びましょう。
(例えば、駅から徒歩10分以内なら大丈夫、15分だと少し遠いので避けたいなど)
【不動産にアポを取る】
気に入った物件が見つかったら、早速、不動産に電話をしてみましょう。
掲載されている物件がタッチの差で契約されてしまっている場合もあります。
まずはまだそのお部屋が空き状態のままなのかを確認しないといけません。
もし、お部屋が空いていた場合、見学に行かせてもらう約束をとりつけましょう。
どんなにネットで見た間取りや写真が気に入ったとしても、実際にお部屋を見たら何か違った・・・という場合もありますし、お部屋から駅までの道を自分の足で歩いたりして時間を確認しておくことも大切です。
気に入ったお部屋が契約されてしまっていた場合でも、場所や条件などを不動産の方に伝えておくと、似たような物件が出てきたら連絡をもらえることもあります。
インターネットで探しても良い物件が見つからなかった場合は、直接、不動産に電話をしたり出向いてみたりしてください。
【契約をする】
お部屋の見学に行き、ここに住もうと決断出来たら他の人に契約されてしまう前に、しっかりと契約を交わしておきましょう。
契約には審査があります。
審査が通らなければ契約が出来ないのは頭に入れておいてください。
審査の内容は様々ですが、収入に見合わない高額な家賃のお部屋を借りようとしたり、クレジットカードが滞納で止まっていたりすると審査が通りにくくなります。
賃貸物件を借りるときは必ず連帯保証人が必要です。親族の方にお願いをしておきましょう。
【引っ越しの前準備】
無事に契約が済み、新しいお部屋に引っ越す日を決めたらやらなくてはいけないことがあります。
それは、ガス・水道・電気などのライフラインの開通手続きです。
これをしっかりやっておかないと、引っ越しをしてきた日に電気が使えない、水が出ないなどの事態が発生します。
不動産会社が代理で行ってくれる場合もありますが、そうではない時はご自身で手続きをしましょう。
水道や電気は入居日を伝えておけば、その日から使用することが可能です。
ガスは当日の立ち合いが必要となりますので、あらかじめ予定を調整しておきましょう。
【荷物の整理】
お引越しで一番大変なのは荷物の整理かもしれません。
新しいお部屋に何を持って行くか、また、足りないものは何か、不必要なものは何か。
リストなどを作りしっかり確認しておくことが大切です。
段ボールに荷物を詰める際も、どこに何が入っているかを必ず段ボールの外側に記載しておきましょう。
お引越しをして荷物を整理する際に、あれはどこにしまったっけ?と悩むことが出てきますので、なるべく細かく記載しておくと探す手間が省けます。
【引っ越し業者の見積もりを取る】
引っ越しを依頼する業者はどこにしようか?と悩むかと思われますが、引っ越し業者はたくさんあってなかなか決めかねると思います。
ですので、なるべく多くの業者から見積もりを取ってその中から安くてサービスの良い所にお願いするのが一番です。
引っ越し業者がいらないものを処分してくれるサービスもありますので、ご自身でゴミの処分を行うのが大変な方はこのサービスがある業者に依頼するのも良いでしょう。
一人暮らしをすることが決まったら、なるべく早いうちから行動して、良い物件を見落とさないよう、引っ越し準備で慌てることがないようにしたいですね。
快適な一人暮らしをスタートさせるために、この流れを是非参考にしてみてくださいね。