名古屋郷土の味「名古屋コーチン」
名古屋にはおいしいものがたくさんあります。
天むすが名古屋発祥と知った時には、名古屋って天才と思うくらい感動しました。
おにぎりにてんぷらを入れてしまうなんて、素晴らしいアイデアですよね。
おかずとご飯が一緒に食べられる!!
名古屋というとういろうやエビフライ、味噌煮込みうどんなど、いわゆる名古屋めしと称されるおいしいものがたくさんあるのですが、中でも名古屋コーチンは、まさしく名古屋のほこりというべき食材でしょう。
明治時代初期に愛知で生まれた鶏が名古屋コーチンです。
肉、卵ともに高級食材とされ、卵をよく産み、お肉も最高の味わいということで、卵肉兼用種という分類にされているのです。
私たちが通常食しているブロイラーは、50日間程度の飼育期間で食肉として販売されています。
でも名古屋コーチンは違うんです。
名古屋コーチンの場合、120日から150日という日数がかかるというのですから、これは驚きです。
しっかり長く気を使いながら飼育されることで、名古屋コーチンの肉はブロイラーと全く違います。
肉がしっかりしていてほんのり甘く、うまみが詰まっています。
噛んだときの肉の弾力はほかの鶏肉にはない弾力です。
通常鶏はほかの外国鶏と後輩されることが多いのですが、名古屋コーチンの場合、ほかの鶏と交配させず、名古屋コーチンの純血を守っています。
だからこそ、いつ食べても変わることのない弾力、うまみがあるんですね。
名古屋ですき焼きをいただく機会があるようなら、ぜひ、名古屋コーチンの「かしわのひきずり」をいただいてほしいです。
かしわというのは、鶏を表す言葉ですが、引きずりはすき焼きのことです。
つまり名古屋コーチンのかしわのひきずりとは、名古屋コーチンを利用したすき焼き!!ということ。
濃厚でしまったお肉に甘いすき焼きのたれがぎゅっと入り、何とも言えない風味です。
またお酒好きなら、串焼き、また新鮮で安全なお肉なので、刺身でもいただけますし、やっぱり手羽先!!これにつきますね。