徳川ゆかりの美術館
愛知県というのは、当時の尾張名古屋は徳川家康が統治と言われていたように、非常に徳川家康とゆかりの深い地域だと言われています。
そのため愛知県には徳川ゆかりの品々を展示している美術館があり、その名前が徳川美術館という名前で、名古屋市の徳川園の園の内部にあるのです。
この徳川美術館には、徳川家康ゆかりの品はもちろんのこと、徳川にゆかりのある大名や武士にゆかりのある品々や、国宝の源氏絵巻物語も所蔵されています。
しかもこちら徳川美術館の展示品は、数ある美術館の中でも保存状態が非常によくて、貴重な品ばかりなのです。
ですがこの徳川や、その関係者にゆかりの品々を展示している美術館の品は、過去の歴史的に残る大戦時において、その多くが焼失もしくは紛失してしまったとも伝えられています。
ですがかろうじて他に移送されていた品々に関しては、この惨事を逃れることが出来た貴重な品ばかりなのです。
またただ貴重というだけでなく、当時の歴史に触れる上や生活を知る上で貴重なしないというのも多数展示されています。
そのためこの徳川美術館に展示、保存されている品々は、登録有形文化財に認定されています。
ちなみに展示されている貴重な品の数々は、垂迹画に大和絵巻やその他の絵巻、水墨画、渡来画、浮世絵画、日本各地の名刀が打った刀剣、陶磁器、染めおり、さらに貴重な書籍や文献などが保存されています。
なおこちらの徳川美術館に行きたいと考えた場合には、名古屋市の東区もしくは北区のJR東海や名鉄あるいは地下鉄などの各線の駅名である大曾根駅から歩いて10分から15分、もしくは市バスや名古屋鉄道のバスで徳川園新出来停留所を降りて徒歩5分で到着します。
徳川150年の歴史が凝縮されている美術館であるのはもちろんですが、歴史ロマンもしくは悠久の歴史に時間を忘れてひたってみるのも、普段のせわしさを忘れて感じてみるのも、たまにはいいものではないでしょうか。